こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- AGAとは
- AGAかどうかの判断
- AGA発症のメカニズム
- AGA治療のメカニズム
- AGAクリニックってどうなの?
- 育毛剤ってどうなの?
- 民間療法はどうなの?
- AGA遺伝のメカニズム
- AGAのリーズナブルな対処法
早速、本題にいきましょう!
AGAとは
いきなり結論ですが、AGAは治りません。正確には【完治はありません】。
とはいえ、進行を止めることが現在の医療ではできるので、不安になる必要はありません。
この記事を理解していただけるとこの先、”はげ”に関してビビることが全くと言っていいほどなくなるので、安心してくださいね。
AGAとは
髪が「抜けてなくなる」ではなく、「細くなる」ことです。しかも段々と目に見えないほどです。
街中で見かける薄毛の人が、薄毛の場所に毛がなくなっている人を見たことがありますか?
満員電車でたまに薄毛の人が近くにいることがありますが、近くで見てみても、薄毛の部分には細い毛がたくさん生えています。
もし機会があればバレないように観察してみてください。
AGAかどうかの判断
AGAで髪の毛が薄くなる部分というのは、”おでこの生え際”、”頭頂部”です。
ほぼこの2箇所のどちらか、もしくはその両方です。
AGAはゆっくり進行するものだからこそ発見が分かりにくいです。
毎日髪の毛をセットでおでこをあげていて、尚且つおでこから発症するタイプだとなんとか分かりそうではありますが、
頭頂部から発症する方や前髪をおろしている方は、気付きにくいのが現実でしょう。
昔のお写真や昔の髪の毛を知っている友達や親に聞くのも一つの手だと思います。
それでもわからない場合は専門のAGAクリニックに行きましょう。
AGAクリニックでは写真をとり、専門の機械を使い、毛根を調べてくれます。そこで自分がAGAなのかどのくらいの進行度なのか見てもらえます。
※僕も実際見てもらってAGAが発症していそうだと感じて、そのままお薬を契約しました。
AGAのメカニズム
専門的な詳しいものは割愛しますが、3つの段階でシンプルに説明しますね。
AGA発症のメカニズム
- 1つ目。まず体の中で男性ホルモン”テストステロン”が発生します。
- 2つ目。体の中にある”5αリダクターゼ”と呼ばれる酵素とテストステロンが結びつき、”ジヒドロテストステロン”(DHT)という悪玉ホルモンに変化します。
- 3つ目。この悪玉の”ジヒドロテストステロン”が毛根内部に働きかけ「髪の毛ぬけろー」「毛根小さくなれー」という指令を出します。
これが、AGA発症のメカニズムです。
簡単に表すと
- テストステロン発生
- 酵素と結びつきDHTに変化
- DHTが髪の毛に悪い指令を出す
言ってみればこのどの段階でも阻止することができれば、薄毛は進行しないのです。
ただ、今まではこの3ステップのどこにも阻止できる対処法や根拠がなかったのです。
現代の医療では2ステップ目に歯止めをかけることができるようになりました。
またそもそもですが、薄毛遺伝子がある方と薄毛遺伝子を持ってない方もいます。
DHTの影響を受けやすい人と受けにく人がいると言うことです。
”ジヒドロテストステロン”が指令を出して、言うことを聞く遺伝子が薄毛遺伝子。薄毛にならない方はそもそも薄毛遺伝子を持っていません。
後ほど、遺伝子の受け継がれ方も解説します。
メモ
ちなみに絶対はげない人種や国籍はないようです。
AGA治療のメカニズム
ではどのようなメカニズムで2ステップ目を阻止しているのか
AGAの治療のお薬には2つの成分しか効果がありません。
”フィナステリド”と”ミノキシジル”です。
先ほど、お話した2つ目に出てくる、”5αリダクターゼ”の分子構造が”フィナステリド ”の分子構造と激似なのです。
2ステップ目で本来起こる”テストステロン”と”5αリダクターゼ”の結びつきが、分子構造が激似の”フィナステリド”と結びついてしまうのです。
その結果、”ジヒドロテストステロンが生まれず、「髪の毛ぬけろー」と悪い指令を出す厄介者が存在しなくなるのです。
だから薄毛の進行をストップさせることができるのです。
できるだけ簡単に説明しましたが、ざっくりお分かりいただけただろうか?
そして”ミノキシジル”に関しては発毛を促進する効果があると言われています。元々は血管拡張剤で高血圧の人の治療に用いられていたのですが、
投与された人から発毛が多く確認され、発毛剤として改良したものがミノキシジルです。だから血管拡張作用が血流不足で十分な栄養が行き届かずにしぼんでいる髪の毛に効果を出したと思われているんです。
とはいえ、全ての血管拡張剤に発毛が認められていないこともあり、詳しくはわかっていないことがあります。
また副作用も強いことから内服のミノキシジルは日本では正式には認められていないのが現状です。
フィナステリド=抜けないようにする薬
ミノキシジル=生やす薬
と覚えていただければわかりやすかと思います。
AGAクリニックってどうなの?
クリニックでも薄毛への対処は同じです。
フィナステリドとミノキシジルの投与です。
これは僕の経験談になりますが、
一言で言うと”安心できますが、高い”です。
どのくらいの高さかというと、1ヶ月で15,000円〜24,000円が12ヶ月続くくらいです。(年間約20万)
平均的なサラリーマンからすると痛手ですよね。家族がいるとなると奥さんの許可が出ないレベルです。
この金額がそれほど痛手なく捻出できる方はAGAクリニックがオススメです。
今の時代、SNSやYouTubeでもAGAクリニックの広告がバンバンと出ていますし、街中を歩いていてもどでかい看板の広告がありますよね。
そこまで、大っぴらにアピールしているので変なことは起きないでしょうし、
さらに”クリニック=医師免許を持っている病院”という位置づけですので、やはり安心できます。
診察に行っても、専門のマシンで専門の方に見てもらえ、詳しく説明してもらえる安心感はさすがです。
とはいえ、お医者さんのお給料、専門のマシン、人件費、どでかい看板やネットの広告費がたくさんかかっているので、そりゃ高くなるよなぁというところです。
またクリニックなので、効果のある2つの成分”フィナステリド””ミノキシジル”以外にもたくさんの商品を扱っています。
それらの商品ももちろん高いですが、”あなたには必要”と勧められると使わないと効果が出ないのかなと怖くなりますよね。
20万払ってあまり効果が出ないよりは、30万で高い効果を欲しがるのは、薄毛に悩む人に取っては当然ですよね。
AGAクリニックに行く前に
①何が薄毛に効果があるのか、
②自分はいつまでに髪の毛の量はどのくらいに戻したいのか、をしっかり決めておきましょうね。
上記2つがブレなければ、必要でないオプションを契約することもないと思います。
ちなみに僕は1年間大手のAGAクリニックのお薬を使い、効果を感じられました。月約8,000円×24ヶ月=約20万ほどの契約(お薬は1年分)でしたが、効果があったこと、安心して内服を続けられたことに概ね満足しております。
育毛剤ってどうなの?
結論から言うと、あまり効果がない(はず)です。
なぜなら上記でもお話ししているように、効果のある成分はほぼ”フィナステリド”と”ミノキシジル”だけだからです。
内服の”フィナステリド”と”ミノキシジル”は処方箋です。
※上記の成分が入っている育毛剤なら意味はるの?
それなら効果はありますが、フィナステリド はホルモンとの結びつきで効果を発するため、
外用薬ならほぼ効果がないでしょう。
ミノキシジルは外用薬でも効果があるようなので、ミノキシジル含有の育毛剤なら効果はあります。
とはいえ、ミノキシジルだけでAGAをカバーするのは厳しいのが現実です。
とはいえ、大手製薬メーカーの専門家が分析、研究を重ねていることを考えれば、
全く効かないことはないのかなとは思っております。僕は育毛剤は使用したことがないので、なんともいえません。
ただ育毛剤だけで薄毛がなくなるのであれば、AGA治療など出てきませんし、今まで育毛剤が全く効かなかったと言う人がこれほどいることがおかしいですよね。。。
民間療法ってどうなの?
よく耳にする民間療法
①育毛シャンプー
②髪に良い食材やサプリを摂る
③頭皮マッサージ
順番に説明していきますね。
①育毛シャンプー
結論から言うとAGAに効果は全くといって良いほどなしです。
AGAのメカニズムでもお話ししたように、AGAの原因はホルモンです。
シャンプー の目的はそもそも汚れを落とすものですよね?さらにシャンプーって洗い流すものですよね?
洗い流した後には何も残りません。頭皮には何も残りません。
もし育毛シャンプーで薄毛が改善したのであれば、それはAGAではなかったと思います。
頭皮に有効成分を残したいのであれば、ミノキシジルの塗り薬がオススメです。
ただ、いいシャンプーには何かしら髪の毛にいい成分や他にはない良い香りがあると思うので、一概に使う価値ないですよとは思っておりません。
AGAには効果は見込めませんよと言うことです。良いシャンプーは価格もそれなりにするので今後継続的に使うのも難しいですよね。
②髪に良い食材やサプリを摂る
こちらも結論。効果はほぼありません。
髪の毛の毛根の数自体は遺伝子で決まっているため生まれてから一生変わりません。
とはいえ、頭皮の一つの毛根から髪の毛って2、3本生えているんですよね。
これがAGAが発症してしまうと、ジヒドロテストステロンの悪い指令で毛根が弱くなり、一つの毛根から1本しか生えなくなったり、
その1本が弱くなったりしてしまいます。
それが、例えば、髪の毛の成分であるタンパク質を多く摂ったり、海藻類を多く摂ったりで改善していたら、今頃薄毛に悩んでいる人もいないですし、
頭皮に効き、髪の毛が強くなったり効くとは到底思えません。
またAGAクリニックがここまで台頭してくるわけもないと思うんです。
③頭皮マッサージ
むしろ逆効果かも!?!?
AGAのメカニズムがホルモンであることは何度もお伝えしてますね。
頭皮マッサージにの血流アップにより悪い脱毛ホルモンが余計毛根に作用するかもしれません。
頭皮マッサージで効果がでると思っているのは、薄毛の原因が血行不良による栄養不足とどこかの情報に踊らさせているからです。
ただ、AGA治療中でフィナステリドを服用中であれば、悪玉ホルモンもいないので、その場合にはもしかしたら+αの効果があるかもしれませんね!
③AGA遺伝のメカニズム
ここ難しいです。
結論としては母方の父にAGAが見受けられれば、自分がAGAになる可能性は50%以上と言うことです。
遺伝のメカニズムとしては染色体が関わってきます。
XとYの染色体があるのはご存知でしょうか?
男性はXとYの組み合わせででできております。女性はXとXの組み合わせでできております。
薄毛遺伝子はXの中に含まれています。
では下記の図、ある親子で考えてみましょう。
子供は母親から一つ、父親から一つ染色体を受け継ぎます。
子供が男だったとすると子供の染色体はX Yです。母親はXしか持ち合わせていないので、
息子のY遺伝子は必ず父親で、Xは必ず母親です。ただ母は女性なので、AGA発症はしないんです。
薄毛遺伝子はXにしか存在しないので、母親に薄毛遺伝子がある場合は息子がAGA発症する可能性が出てきます。
母親はX遺伝子を2つ持っているので、母方の父親(おじいちゃん)にAGAがある場合はおじいちゃんの遺伝子が母親に必ず入っているので、
息子に薄毛遺伝子を受け渡す可能性が50%考えられます。
母のX遺伝子のうち2つともに薄毛遺伝子が入っていると息子はほぼ確実にAGAは発症します。ただどの時期に発症するかまではわかりません。
母の父がAGAで、さらに母の母の父(ひぃおじいちゃん)にAGAがあれば、75%〜100%の確率でAGAになると言うことですね。
個人的に30年以上生きてきて、薄毛遺伝子を持っておらず、全くはげていない人ってものすごく少ないと思います。
かなりの確率でAGAは発症するものと思っていた方がいいかと思います。
どのタイミングで発症するかはわからないので、しっかり知識は早めに装着しておくことをお勧めします。
AGAのリーズナブルな対処法
一番気になるところかと思います。
結論、個人輸入代行の業者を利用する。
お薬の購入に医者に診てもらうことなく、購入するので怖いと思う方が多いですよね。
これに関しては、僕も個人輸入代行業者の内部事情に精通しているわけではないので保証できませんし、個人の責任で購入してもらうことになります。
僕はある個人輸入代行の業者で購入して、半年服用しておりますが、効果も感じられておりますし、副作用もでておりません。
フィナステリドの内服とミノキシジルの外用をしようしております。
フィナステリドをAGAクリニックで処方してもらうだけでも月7,000円強、かかってくるはずですが、僕は月400円弱で同じ効果を享受しております。
これは色々な情報を走り回り探し、勉強してたどり着けたと思っております。
どこの個人輸入業者とかどの種類のお薬を使っているかとかはおそらく薬機法に触れてしますので、お伝えできないのです。
気になる方はお問い合わせくださいね。
まとめ
以上、AGAについてできるだけシンプルで詳しくお伝えさせていただきました。
60代での薄毛と20、30代での薄毛は精神的なダメージが違います。
また、髪がないだけでいろんな境遇でマイナスに働くことが多いです。
薄毛がプラスにはたらくことなどほぼほぼないのではないでしょうか。
みなさんの人生はまだまだ可能性に溢れています。
幸せな人生を歩むのは、行動したものだけです。
今後ともBans Blogをよろしくお願いしますね!